ネスぺ試験の午後問題の解き方

October 14, 2017

・問題の選択基準

午後問題はどの問題を選んだかによって合格する確率が大きく変わりますので、できるだけ速く、適確に設問を選ぶために、問題のどこを見て、どのように解けそうな問題を判断するか、を前もって考えておく必要があると思います。

記述式の午後問題は午前のような回答候補から選択する問題は一切ありません。よって、知識がないと全く解けない問題も少なからずあります。例えば専門用語であったり、プロトコル仕様(ポート番号やビット数など)です。よって、当たり前ですが、「自分が得意とする技術分野に関する問題かどうか」が問題選択の際の目安の1つになると思います。問題のどこを見れば技術分野がわかるかというと、問題の本文中のネットワーク技術に関連するキーワード(IPSec, VXLAN, OSPF等)ではないかと思います。まずはこれらをさらっとチェック(問題はまだ読まなくていい)して、比較的自分がよく勉強した分野を暑かった設問の割合が高いかどうか、をざっくり判断します。

また、午後問題には穴埋め問題が必ずありますが、知識がないと解けないものと、問題文中から答えを導くものの2種類があります。前者の場合、知ってないと解けないわけですから、解けるかどうかは即座にわかります。前者の空欄は大抵前後の文脈だけを見れば解けますので、それによって自分の知識で埋められないものがどれくらいあるかを見積もります。それが多い問題は自分の不得意な分野を扱っている問題であると言えますので、避けるべきです。ただ、穴埋めは配点が少ないので、あくまでも「問題が扱う技術分野が得意なものかどうか」の判断基準として考えるべきで、全体的に見て得意分野でカバーされているなら埋められない空欄が一つや二つあったとしても、それほど問題ないと思います。

どの程度設問を解くのに時間がかかりそうかをパッと見積もることも重要です。非常に複雑なシーケンス図や、見たこともないようなネットワーク構成図がないかをチェックして、そのような図がある問題は大抵問題の理解に時間がかかるので避けるべきです。また、午後の場合はそれほど多くはありませんが、計算問題はある程度時間を取られる(しかも計算ミスをすれば部分点をもらえず必ず0点になる)ので、このような問題が多い場合は避けるべきだと思います。

あと、過去に出題されたことのない技術を扱った問題も避けるべきでしょう。もちろん、問題文に全部説明されていれば基本的な知識があれば解けると思いますが、いつもそうとは限りませんし、問題の内容をしっかりと理解しないと解けませんので、それだけ問題を読むのに時間がかかると思います。

・本文を読むタイミングと回答するタイミング

午後の問題、特に午後2は長文を読まないと解けないのですが、問題文を全部読んでから各設問に取りかかると効率が悪いと思います。よほど頭がいい人は別ですが、大抵読んでいるうちに前の方に書いてあることを忘れてしまうので、また読み直す羽目になってしまうからです。なので、全部読んでから回答するのではなく、ある程度読んだら設問を読んで回答する方が良いと思います。ではどこで区切るのが良いかというと、各設問の冒頭には必ず「・・(本文中の段落名)」について答えよ、と書いてますので、この「・・」の段落部分まで読み終わったら該当する設問を解くようにすれば良いと思います。また、問題文を読んでいるときに、ここはポイントだな、と思ったところにアンダーラインを引いておくと、後から読み直す必要が出てきた時に時間を短縮できます。なお、問題文の最初の方は明らかに設問を解くのに必要ないことが書かれていることがほとんどですが、実際の業務をイメージするために読み飛ばさず、さらっとでも良いので目を通しておくべきかと思います。

・字数が決められている問題への対応

50字以内で具体的に述べよ、のように回答の文字数に上限が指定されている問題はできるだけ上限ギリギリまで書くべきかと思います。ただ、だらだら必要のないことを書いても配点はもらえませんので、問われていることが何かを意識して、必要なポイントを網羅するように書きます。特に、「具体的に答えよ」と書かれている問題については、本文中のキーワードをできるだけ引用して具体的に回答します。

・問題文中の語句を引用する場合の注意事項

「機器名を答えよ」のように問題文中の言葉で回答する場合は、正確にそれを引用する必要があります。例えば、問題文では「SW1」と書かれているのに、「スイッチ1」と答えても不正解になると思います。正確に、「SW1」と回答します。

・回答の文末のしめ方

例えば理由を答えさせる問題なら「〜から。」、どんな機能かを問われていれば「〜機能」のように、問われていることに対応するような言葉でしめくくるべきかと思います。そうすることで、問われてもいないことに答えてしまうミスも防げると思います。